昨日は母校の卒業式で、花束をお届けしました。
高校2年生から突然注文の電話がかかってきて、、ああ、びっくりした〜。
高校を卒業したのは、もうかなり、ずいぶんはるか前のことなのですが・・・
嬉しいことに恩師 岩熊先生からの紹介で、電話をかけてきたとのこと。
電話の感じでは、全く花にはこだわりがないみたい。
ゆえに、どんなの作っていいかわからなかったので、自分の高校時代を思い浮かべてみることにしました。
あの時は、ガーベラだけとか、カラーだけの花束がすてきい〜!と思っていました・・。
そんなにこだわりもなかったくせに、他の人の花束みて、「あっちの方が、かわいいな〜」とか、思ったり。
悩んだあげく、高校生にガーベラははずせないのではないか。
その他に自分の好きなハーブとか、野花とかもいれよう。
色は明るい花がいいな。
ラッピングはいろんな色を使って、「あっちがいい」とか「こっちがいい」とか、言って欲しいな〜。
などと考えがまとまり、

いろんな色を使いました☆
このお花、なんて言う名前だろうとか、言って欲しいな。
「花の名前」もつけました。(いらないかな・・とも思いましたが)
お花のこと、好きになってほしいから。。。

お届け終わってウロウロ。
懐かしい校舎は全然変わってなくて。
タイムスリップしたみたい。
音も、香りもそのままでした。
変わっていたのは、学生が学校内で携帯電話を持っていたこと。
靴下が長かったこと。

素敵な、校舎だなあ・・・と
卒業して、今になってしみじみそう思いました。
ワタシが花屋をしてなかったら、ここに再び来ることもなかったかも知れないなあ。
こんな大きなフェニックス、あったっけ。

玄関にある若者の像は、バルセロナで活躍している外尾悦郎さんの作品。
石碑に刻まれている文字を読んで、
やっと今になってフェニックスが植えられた意味を知るのでした。
いろんなことが、つながるのでした。
フワフワしていた高校生のときのワタシ。
その時は、それなりに一生懸命だったのだけど。
察する力がなかったため、
いろんな人に、迷惑をかけていたのだろうということが今はわかる。
だからこそ、子どもたちに何かできることをしたいと思う。
posted by nono at 00:39
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日記
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