つむぎ畑にて。
多肉植物がはいっているポットでくつろぐクロちゃん。
おしりから、お花が咲いているみたい。
首をなでてもらうのが好き。
鼻をなでてもらうのも好き。
お外であそぶの大好き。土に寝っ転がるのが大好き。。
原始、人間も土とお友達だった。
本当に、本当に仲がよかった。
でも、もっともっと新しいお友達を増やしていって...
そうしていくうちにだんだん土のことを忘れていったんだ。
いろんな開発や発展をしていって、人間ってすごいんだ・・「えっへん!」と思った。
土がなくても楽しく生きていけると思った。
そして、土を遠ざけていき、土を汚し、ときどき気が向いたときだけ友達のふりをした。
「友達だよ」。。とにこにこいいながら、土を汚してきた。
とっても危ないもの、きたないもの、みたくないものは土の中奥深く埋めた。
見たくなかったし、深く埋めたら大丈夫だろう。
自分の見える世界がきれいでさえあればいいのだった。
きっと昔の友達がなんとかしてくれるさ。。。と思った。
人間は忙しい。
都合のいいときだけ、、ごくたまに土を思い出した。
この前、土を、海を、空気をちょっと汚した。
ちょっとだけさ、大丈夫。。。
だって「ただちに健康に被害がでるレベルではない。」とテレビがいってた。
人間は、土のことをおもいやるより、やっぱり人間のことが大事だった。
人間のことばかり、考えた。
そして、土は汚された。
取り返しのつかないくらいに。
でも人間以外の生物はずっとずっと前から今も土と友達だった。
土を汚すのは人間だけ。
土を汚すのは人間だけ。
でも、また昔のように友達になりたいな。。。