自然農の勉強会にて。
今日は稲刈りしました。
6月に苗を植え付けたのですが、立派に成長していました。
自然農の田んぼは雑草をまず足で踏み倒して、植えるところだけ草を少し刈り、苗を植え付けるんですよ〜。
だから稲のまわりには雑草がいっぱい。
雑草とともに稲を刈ってきゅっと束ねて・・・本当に美しいって思った。
その美しい束を結んだとき、
私の中でゆらゆらしていたものが、かたまったような気持ちになりました。
一日、自然農の田畑にいると安らかな気持ちになります。
勉強会のあと、みんなで質問しあったり話したりするのですが、
会話の中で自然農をされている方の印象的な言葉がありましたので紹介しますね。
「上手に野菜ができて喜び、上手に野菜ができなくても喜びがある。
その奥にある命の一体感、自然農の田畑にたてば安心できる喜びがある。
収量が下がっても・・・・いいかなという気持ちも半分ありながら、きちんと手をかして、
自然の営みに添って、作物を育てる喜びがある。」
会話をメモしたのでうろ覚えではありますが、
私聞いたとき、とても嬉しかったんです。
「やっぱりここにきてよかった」と。
自然農とは
「耕さない、虫と雑草を敵としない、農薬、科学肥料を使わない」農法です。
「みえないものも含めて小さな命の世界をなるべくこわさない。
命の重なり、亡がらの層・・ 小さな動物の重なりが命の舞台となる。
ひとが誕生して命の重なりの上に私たちの命があるように
草があったほうがいい 虫もいたほうがいい
命がめぐる そこにほんの少しだけ手を貸し、収穫できたらありがたくいただく」
わたしはお店をだして7年、本格的にお花を育てるようになって8年ほど経ちますが
勘で農薬はなんとなく使わないようにしていました。
花や葉っぱが虫にやられて全滅したこともあったけれど。。
虫も雑草も敵とはしていませんでしたが、耕すことは時々ありました。
花を育てながら感じていたのは、雑草をはやしていると、どんどん土が肥えていったことです。
不思議なくらいに土がよくなっていき、ミミズが増え、虫や蝶が飛んできました。
雑草の中で花を育てているようなつむぎ畑。
命がめぐっている、その中で生かされているのだと感じさせてくれます。
自然農と出会って、いろんな発見とともに 「ああ、これでよかったのだな」という確信のようなものも
もつことができました。
自然農に出会って、、よかったです。
やっと出会えたことに・・・感謝!
posted by nono at 00:00
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つむぎのひとりごと
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