6月の月麦店内です。
いろいろな色の紫陽花が店内をしっとり明るくしてくれて
他の季節のお花と合っていました。
やっぱり季節のお花同士はあいますね。
よく尋ねられることがあります。
紫陽花は水あげが悪いからどうしたらよいでしょうか・・ということ。
口で説明するけどなかなか難しいので
私のやり方をかいておきますね。
紫陽花はたくさん枝分かれしていて、多くのお花をつけるので
一度根っこから切ってしまうと水揚げにコツがいるのかもしれません。
水揚げ方法は、お花やさんによってもやり方はさまざまと思うし、人によっても様々ではないかと思います。
紫陽花の種類によってもいろいろだと思います。
わたしのやり方がいいのかどうかはわからないけれど
長年やってきて、いまいきついている方法は、結構手間がかかる方法です。
1/まず、紫陽花の茎をそろえ、新聞をまきます。下の方から上のほうまでしっかりと。
2/茎の根元をとんかちでくだきます。2、3回。。
3/熱いお湯に茎の根元を何秒かつけて、(根元を焼いてもいいです)すぐにたっぷりの水につけます。
4/花に霧吹きをしたりしてビニールをかぶせていっときそのままおきます。(涼しいところで)
5/いっときおいて、水があがったら、お湯につけたところの茎をナイフでななめにカットします。(お湯につけたところはすべてカットするのがコツ)
6/茎の中のしろいところをかきだし、ミョウバンをすりこみます。
7/たっぷりの水にいっときつけます。
8/完全に水があがってピンとなったら花瓶に飾ります。
9/涼しいところ、日光のあたらないところ、風のあたらないところにかざります。
10/毎日水を換えたほうがいいでしょう。。
結構大変な作業です。。。
切り花ってデリケートなので
根っこから切るからにはきちんと水揚げして、気持ちよくかざってあげたいものです。
今の方法がちょっと大変だなあと思った方は
こちらの方法をためしてみてください↓
1/新聞をまきます。
(逆さ水してもいいです。花を反対にして茎に水をかける感じ。。それか花に水をかけるか)
2/根元を水の中で斜めにカットします。折ってもいいです。白いとこをかきだします。
3/たっぷりの水につけて上からビニールをかぶせる。いっとき置く。
これでも、水があがるかもしれませんが、難しい場合は上の方法がいいと思います。
風にあたったり、日光にあたったりするとすぐに水落ちしてしまいます。。
切り花ってデリケートですね。
花によって水揚げ方法は違います。
お店にディスプレイするまでが大変なのです☆
よく花屋さんって重労働〜とかいわれるけれど、
そういう裏の見えてない仕事が多いということでしょう。
水揚げも楽しい作業なのですけれど☆