のの艸ノート

2013年08月04日

小さな船に乗ろう

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6月のぐるぐるでの奥永牧さんの「食べ物のはなし」のこと・・・
今頃報告することをおゆるしください☆

ずいぶんかかってしまいました。

以前、サティシュクマールさんの講演のときの話のひとつに
「まずは、自分が毎日食べる食べ物から、そこから見直しなさい」
というお話をうけて、
食べ物を見直したり、野草や自然療法の勉強をしたりしているわたしですが
奥永さんのお話はそんな中、すべて深くうなづけるお話だったり、知らないお話にびっくりしたり。
ぐるぐるのお話会によんで本当によかった、イベント主宰のわたしたちもみんなで聞けて本当によかった、と思える濃い内容でした。

福岡県築上郡上毛町にて自然食とオーガニックショップを経営されている奥永さんです。
自分の体を壊してから食べ物を見直し、病気を克服されました。
自身の経験にもとづくお話は力があり、2時間ずっと惹き付けられっぱなしでした。
ご主人は自然農で畑と田んぼをされていて、自給自足の生活を目指されています。

お話の一部を紹介したいと思います。(箇条書きにて、すみません)↓

**食品添加物の中には、ひとつの添加物のうしろに表示されないものが最低10はあります。(表示されなくていいものがたくさんあるということ)

**食品添加物のちがう種類が体の中にはいって化学反応をおこしてダイオキシンが発生することがあります。
それは癌の原因にもなりうるとのこと。
忙しくてコンビニが中心の生活をしている人は、一日に200から300種類の添加物をとりこんでいる計算になります。

**養豚場の豚に、コンビニの廃棄する弁当を2ヶ月くらい食べさせたら、奇形が産まれたり流産したりしたとのこと。

**jas有機は認定をとるために検査員の人の交通費や食事代、諸経費を負担しないといけない。
5万くらいかかるので小さな事業者は認定をもらうのをあきらめることが多いらしいです。いろんなものすべてにお金がからんでいますね。

**1947年で60種類くらいの添加物が認可されていたが
1960年になると350種類に増え、1970年代になると外食産業がはいってきて(マックとか)認可基準が緩み、2005年には1500種類もの添加物が認可されている。
・・・日本は基準がゆるゆるですね。農薬にしても、放射性物質にしても一番基準が甘いのですから。

**100%国産小麦ってかいてあっても49%外国産のことがある。
49%外国産でも49%以下であれば100%国産小麦と表示していいことになっている。
・・・私、これにはびっくりしました。。。こんなこと、おかしくないでしょうか?

**農薬使用料、使う金額は日本が世界一
有機認定のマークがあっても30種類の農薬は許されていること。

・・農薬をつかうのは日本がダントツ一位なのですが、危険と言われている農薬でヨーロッパで禁止されている種類のものも日本では許されているという、ずぶずぶな、ここ日本です。

他にたくさんの驚くようなお話と
奥永さんの病気のお話や、克服したときのこと、どう食べ物を変えていったか、お医者様から「こどもを産めない」と言われたお話、そして2人の子どもを産んだお話、学校給食のお話などたくさんしていただきました。

おくなが屋さんのブログにそのあたりもしっかりと書かれてあるので
よかったらご覧ください。
生きるために必要な、話などあって勉強になります☆

おくなが屋さんで作られている、パンとスコーン、クッキーのおいしいこと☆
体が喜ぶ、おいしいものは、体にいい。そう思う。
おすすめですよ!

ぐるぐるにて、奥永さんがすすめられていた本2冊、つむぎもおすすめです。
冷えとりの本
スローイズビューティフル(つむぎ日記でも何度か紹介しました、辻信一さんの本)
辻信一さんhttp://eco.goo.ne.jp/business/csr/ecologue/wave06.html
スローイズビューティフル http://www.kinokuniya.co.jp/contents/pc/20110617171506.html

そして最後に。
奥永さんが「小さな船に乗ろう」と言われていた言葉が心に残っています。
わたしも常日頃、小さな船に乗ることを心がけています。
意味、わかりますね^^/?

奥永牧さん、ありがとうございました!

おくなが屋 http://www.okunagaya.com/
おくなが屋さんのブログ、おすすめです。ぜひ〜。
posted by nono at 22:59 | Comment(0) | TrackBack(0) | つむぎのひとりごと | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

たいせつなのは

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たいせつなのは、
どれだけたくさんのことをしたかではなく、
どれだけ心をこめたかです (マザーテレサ)

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