.
.2019年の春から
日本蜜蜂と暮らしています
2019年
4/20に巣箱設置しました
金稜辺で誘き寄せ作戦を・・
そうすると
設置3分後には一匹の蜜蜂が!
念入りに巣箱中偵察し、その2日後から大群の日本蜜蜂さんが巣箱に入ってくれました・・・
こんなことはめずらしいことのようです(すぐに偵察にきて、巣箱がいっぱいになること)
そうして、始まりました
日本蜜蜂との暮らし.
.
ぶんぶんと
羽音がきこえる毎日
いきものの
声でいつも庭がにぎやかで
庭の草木も花も
ぶんぶんという羽音に呼応しているかのように
生き生きとして見えます
・
・
「おはよう」
巣箱の近くに座って
手のひらを出して朝の ご挨拶。
蜂さんもある程度 覚えてくれているかのようです
蜂さんは、
わたしの顔の前を真上に上がってせっせと蜜源へ。
たくさんの花粉団子を脚につけてブンブンと
大きなわたしの体をうまく交わして巣箱の中へ。
手を出したり顔近づけたりしても
滅多に 刺されることはありません・
とっても穏やかな性格です
こんなに穏やかなんだ、、!!
と一緒に暮らしてから知りました
・
日々、蜂さんから教わることたくさんです
・
「蜂はこわい」
って
そういう認識が世間にはあるように思いますけれど・・・
大きな誤解だと思う
スズメバチですら、、お庭をすごい顔して飛んでいる時は
少しこわいけれど(顔、体つきがいかつい・・)
滅多なことでは刺さないように思います
時々、バキバキバキバキ!!って威嚇されるけれど、、、
その時は「ごめん!」と言い放って逃げます・・
いきものと人との ルールが本来はあるように思う
・
もちろん巣箱を壊そうとしたり
蜂さんを攻撃したりするような素振りをすると刺されるのかもしれません
真っ黒い服を着て
わあっと脅かしたら
もしかしたら刺されることがあるのかもしれません・・・
蜂さんは
巣を守るため
全体を守るために
必死なのです
刺したら蜂自身がしんでしまいます・・・
身を守るため、というより全体を守るため
女王を守るため
蜂さんは闘います
・
「日本蜜蜂は全体で一つの生命体」
・
これまでも何度かそういう姿を見てきました
秋、スズメバチが巣箱に襲いかかってきた時も
全体でスズメバチを取り囲んで熱で撃退したり。
羽を一斉にばたばたばたぶおんぶおん、、と
広げて大きく見せたり。
自分が農薬におかされたら、巣には決して戻りません
巣をよごしてしまうからです
少しでも花についてる 殺虫剤なるものにふれると、巣にはもどらず、
全体に迷惑をかけないように 巣から離れたところで もだえ苦しんで息をおえる。
何度も見たことがあります
ときどき
カマキリが狙っていたり、
蜘蛛や鳥が蜜蜂をたべているのにあうこともあります
多少の犠牲をはらってでも
つぎの世代につなぐために一致団結している日本蜜蜂。
昔からDNAにくみこまれているのでしょうね。
いきものたちの関わりに
口や手はなるべく出さないようにしています^^
・・
昨年は、分蜂も見れて大興奮しました(4月ごろ)
ずっと張り込み^^をしていて(庭の巣箱近くで仕事をしながら)
今か今かと待ち構えておりました
ぶんぶんという数、音が大きくなりたくさんの蜂さんが空に舞い、
その時にも近くにいて手を出していましたけど刺されませんでした
一匹 手に乗ってきた蜂さんがいました
その時は 一瞬焦ったけど
「きっと大丈夫」 そう思って手に乗ってきた蜂さんをじっと見ていました
(顔なども覆っていませんでした。脅かしたくないので白い服は着ていました)
手にのってきて 大きな人間を偵察していたのかな・・
・
・
空に舞う大群の蜜蜂さんたちは
南京はぜの木にみるみるうちにぶら下がって
その群はかたまりを作り始めました
大勢です。
何匹いるんだろう。何千匹?何万?わかりません・・
女王様を取り囲んで次の場所に行くまでそこにいるのです
かたまりになって飛んで次の場所へ行くのを見届けたかったけれどそれは叶いませんでした
巣作りに適した場所を探し求めて偵察隊が女王に知らせるといっせいに旅立ちます
かたまりは次のあらたな場所へ。
お庭の巣の中で産まれた
女王候補たちが何匹か育っていて、その中の一匹が女王蜂になった後に
毒針で他の候補を全てころして
新しい女王蜂になるそうですね・・・
おそろしいとか、いうのではなく
全体で一つの生命体なのでしょう・・・
次の女王が巣を守ります
・
植物たちも蜜蜂のおかげで
果実が
実ったり 野菜を頂けたり.
人も
蜜を分けてもらったり・・・
.
日本蜜蜂と
暮らすよろこび
たのしみ
いろいろと
・
養蜂でいつも
お世話になっている、jbeefarm さんに
色々なことを教えていただいていますし
蜂さんからも教わること多いです
jbeefarmさんは
日本蜜蜂を育てるひとを増やしてともに
環境のこともかんがえたいとのこと
蜂がいる世界にしていけば、よき世界になるのでは・・・
蜂と暮らすひと、ふえれば、世界の景色がかわる、という思いで
活動をされています。
蜜蜂がいなくなると、ひとも存在できないのです
.
.
一匹の日本蜜蜂が一生かけてあつめる蜂蜜は
たったティスプーン一杯
一匹の日本蜜蜂の一生は、約一ヶ月(働きバチの女の子)
(女王はもっと長生き)
わたしはもったいなくて
本当に少しずつ少しずついただきます
一滴も残さないように大切に大切にいただきます
花粉団子を両足に丸めてつけて巣に帰る蜂さんのこと
スズメバチとみんなで闘ったり
たくさんの外敵から 巣を守ったり、巣作りをしたりする蜂さんのことを思いながら・・・
・
蜂さんの仲間は1億年前から(恐竜時代)からいたそうですよ
植物が子孫を残すために 「花」とう仕組みを改良していたころから・・
栄養たっぷりの花粉と花蜜は虫を引き寄せ、そのついでに
おしべの花粉をめしべにつけてもらいました
蜂さんの体の毛がとても役にたったのです
虫さんにとっても植物にとってもいいことだったのでした
蜜蜂や虫のおかげで花は美しくなりました
これまで蜜蜂と植物の協力関係は続いています
蜜蜂や虫のおかげで作物は実り
お野菜や果物が人々にいきものたちにももたらされています
・
巣箱には一匹の女王蜂とたくさんの働きバチ(メス)雄の蜂が少し(体が黒い)います
日々働き蜂の若い女の子がおうちのお掃除や
お部屋を作ったり幼虫にごはん(蜂蜜や花粉)をあげたり お世話をしたりしています
すこしおうちで働くと 外で出かけていきます
内勤は若い衆。
中でおしごと(幼虫のお世話、配給係、六角形の巣をつくるひと)
外へ行くのはリスクがあるのでおばあちゃん蜂だっていいます。。
足に花粉だんごをもりもりつけてかえる蜂さん、
口に蜜を含んでかえる蜂さん、
門番、風をおくる蜂さん
うろうろとさぼっているようにみえる蜂さん
いろんな役割分担があります
行動範囲は半径約2キロ!
たくさんの種類の花から花に旅して 花粉や蜜を集めてきます
美味しい花を見つけたらみんなにダンスで場所を知らせます^^
1日に500もの花から花へ移動して 授粉のお手伝いをしています
日本蜜蜂は、
百花蜜と呼ばれていていろんな花花から蜜を集めてきます
巣箱に戻る蜂さんを見ていたら、花粉団子の色が様々です。
濃い橙のような時もあり、薄めの黄だったり。。。
お庭の房藤卯木や、ヤナギバグミ、たらの木や南京はぜなども人気だったなあ・・
樹木の花とか
けっこう地味な花が好きみたいです
季節によって採蜜した蜂蜜は味わいが違うからおもしろいですよ.
・
・
女王さまは、1日に100個も卵を産むそうですよ
蜜ろうで作った六角形のお部屋に産んで、そこで育った蜂さんは働き蜂になり
そこのお部屋を再利用して蜂蜜を溜めています
雄の役割は、ただ一つ 。
女王さまと交尾すること 。
交尾をするとすぐにしんでしまうそうです・・
交尾しなかった雄は秋になったら巣から離れていく(追い出されるのかしら?)とのこと
女王はひたすら卵を産む生活。
かわいそうとかではなく
やっぱり蜜蜂はみんなで一つの生命体なのかな、と感じています
蜂とにんげん
本来はずっとおともだちで、協力関係にあって
人との関わり合いもDNAで引き継がれているのだろうなあと思います
ひとと蜜蜂の関わり合いは、8000年前にも遡ります
大昔から人と蜜蜂は共生してきたのですね・・
.
2021年 11月の中旬
お庭の蜂蜜を採蜜しました
上から二段をいただきました
たくさんはとりません
冬を越すための蜂蜜は残しています・・
安全な場所を提供する代わりに少し蜂蜜をくださいね
ということなのだそう.
そうやって昔から蜜蜂を大切にして共生してきた人々がいました
・
・
ののにわの蜂蜜は
全て非加熱、濾過したのみです・何も付け加えていません
非加熱は生きているので発酵します
涼しところで保管してください
ぶどう糖が多いと結晶化します(白っぽく固まる)
が味はとっても美味しいです
問題はありません^^
日本蜜蜂の蜂蜜は西洋蜜蜂と比べてたくさんはとれません
ミネラル、酵素たっぷり、殺菌効果もありますので、風邪や感染症などにも効力を発揮するのではないかと思います
蜂さんを見つけたら
あたたかく見守ってあげてください
こわがらないで深呼吸してください^^
そっとしてたら大丈夫だと思います
本来、人を刺すのが仕事ではありません
滅多なことでは刺しません.
・
・
野草と日本蜜蜂はつながっています
お庭、畑は自然農的な育みをしていますが
(耕さず、虫と草を敵とせず)
一度も虫で困ったことはありません
もちろん虫はきていますが 虫がいるからこその花であり草であり
果実です・
育んだ草花も、自然に生えてくる草もどちらも大切で
多種多様性 共存しているお庭です
虫がきて一気に食い荒らすことはありません.
農薬をかけず肥料を与えずやってきて 虫で困ったことが一度もありません
・
虫の居場所をつくること、循環をこころがけて手をかすこと。
日の光をいれること。
虫がいる木をみても その木が回復するのを信じること。
長年いろいろみてて、木の病気 木の本来もつ力で回復できることがほとんどのように見えます
その木には、自分自身の力でよくなるという遺伝子がくみこまれているように思うのです。人と一緒で病気がよくなる力を潜在的にもっているのだと思います。
そういうことも蜜蜂と密接につながっているように思います...
・
日本蜜蜂さんの集めてきた蜜。
大切に召し上がっていただければうれしいです
日頃お世話になっている大切な方へ
お分けできることがとても嬉しいです
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(インスタグラムで#つむぎ畑と日本蜜蜂で動画が出ます
@nonokusa___
(キンリョウヘンに一匹の蜂さんが偵察に来る様子や 分蜂の様子、手に一匹の蜂さんが乗ってくる様子など掲載しています)
・
いろいろ学びながら蜂との暮らしを楽しんでます。
・
・・・・
感謝
JBfaarm
よしさん
蜂仲間たち
参考文献
・わたしはミツバチ(yoshiJasoda)
・ミツバチのはなし など